西鶴諸国はなし巻一 大晦日(おおつごもり)はあわぬ算用(さんよう)
私は井原西鶴が大好きで何度も読む。私が西鶴を読むようになったは太宰治の「新釈諸国噺」を読んだからである。私は太宰の作品の中でも特にこの作品が好きで、これは西鶴の作品を・・・ |
西鶴諸国はなし巻二 水筋(みづすぢ)の抜け道
「西鶴諸国はなし」は日本各地の現実離れした興味深い話を集めたものである。5巻35話から成り立っている。
江戸時代、移動するのはたいへん困難であった。生まれた村から一歩も出ず、一生・・・ |
西鶴諸国はなし巻三 紫女(むらさきおんな)
狐や狸というのはよほど人間とつながりがあるらしい。狐が化けるとか、狸が化けるとかよくいわれる。江戸時代では狐と狸が化けた話が山ほどあった。
美人に化けるのはだいたい狐と相場が決まっていた。・・・ |
西鶴諸国はなし巻四 忍び扇の長歌
江戸時代は身分制が厳格であった。よほどのことがないかぎり、武士階級の人間が町人・百姓と結婚できなかったし、同じ武士階級でも、身分の低いものと高いものとの結婚は許されない、・・・ |
西鶴諸国はなし巻五 銀(かね)が落としてある
江戸時代、商業の中心は大坂であった。江戸は武家の町であった。江戸には大名の家族そして家臣が大勢住んでいた。江戸は大消費地であったのだ。
三井越後屋をあげる・・・ |
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日本永代蔵 巻一 初午は乗って来る仕合せ
幕末、長崎の海軍伝習所ではオランダ人の教官が勝海舟をはじめとする幕臣に海洋学に関する種々の教科を教えた。
オランダ人教官たちは一様に日本人の知的レベルが・・・ |
日本永代蔵 巻二 世界の借家大将
江戸時代の金持ちを分限または長者といった。はっきりした定義はないのだが、西鶴にいわせると、銀500貫目以上の財産を持っている人を分限、銀1000貫目以上の財産を持っている人・・・ |
日本永代蔵 巻三 煎じやう常とはかはる問薬
社会学の巨人であるマックス・ヴェーバーはアメリカでの資本主義の発展とプロテスタントの倫理感とに強い関係があることを発見した。プロテスタントの倫理感とは禁欲・勤勉である。この禁欲・・・ |
日本永代蔵 巻四 祈る印の神の折敷
江戸時代、商人の理想的な生き方は、23、24歳までは親の指図を受け、45歳までに一生困らぬだけの基礎を固めておいて、その後遊び楽しむというものである。人生50年といわれた当時、・・・ |
日本永代蔵 巻五 三匁五分曙(あけぼの)のかね
現在は、当たり前のようだが、金がものをいう時代である。江戸時代はというと、やはり現在に劣らず、金の世の中であった。いや現在以上であったかもしれない。
江戸時代では、・・・ |
日本永代蔵 巻六 見立てて養子が利発
旧暦の10月21日は恵比寿(えびす)講である。この日は、商いの神様である恵比寿を祀る日であり、商人は親族一同を集めて盛大に祝った。その祝いの膳には鯛の尾頭付きがでたという。江戸では・・・ |
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好色五人女 巻一 姿姫路清十郎物語
江戸時代は資本主義が発達したとはいいながら、その本質は封建社会であった。封建社会を最もよく象徴するのが、身分制度である。実際のところはどうであれ、表向きは士農工商と。・・・ |
好色五人女 巻二 情を入れし樽屋物語
江戸時代の人にとっては、旅行は何度も行けるものではなかった。江戸っ子は、大山参りや江ノ島に行くことはたのしみで、それ以上に伊勢参り・金比羅参りは生涯に一度あるかないか・・・ |
好色五人女 巻三 中段に見る暦屋物語
江戸時代、都の京都は華やかであった。通りには大商店が軒を並べ、町は活気に溢れていた。京都の商店は続々と江戸に進出した。江戸の日本橋にある店の多くが、京都に本店がある・・・ |
好色五人女 巻四 恋草からげし八百屋物語
江戸の町は火事が多かった。<火事と喧嘩は江戸の花>といわれるくらいに、江戸と火事は切っても切れない関係にあった。
江戸時代で最も大きかった火事が1657年に起きた・・・ |
好色五人女 巻五 恋の山源五兵衛物語
江戸時代、男色は一般に広がっていた。特に、出家した僧は女と交わること、すなわち女犯は厳しく禁じられていた。もし、女犯をしたら重罪であった。島流しになっても文句はいえなかった。・・・ |
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武家義理物語 巻一 我物ゆゑに裸川
江戸時代、武士は支配者階級であると同時に、一般庶民の見本にならなければならなかった。武士は食わねど高楊枝ではないが、武士はつねに潔癖・高尚いいかえるとかっこつけて・・・ |
武家義理物語 巻一 死ば同じ浪枕とや
大井川には明治になって初めて橋が架かった。大井川は江戸時代を通じて、架橋が禁じられたばかりでなく、渡船も禁じられた。
江戸幕府は江戸が敵に攻められないように何重にも・・・ |
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